「独習PHP 第4版」

独習PHP 第4版 ITの基礎

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PHPとは

PHP(Hypertext Preprocessor)とは、サーバーサイドで動作するスクリプトの実行環境である。

Webでは、大きく分かれ、クライアントサーバーという概念が存在する。

クライアントとは、他のコンピューターに対して何らかの依頼(要求)を行い、その結果として情報を受け取るコンピューターのことである。

一方、サーバーとは、他のコンピューターに対して、情報やサービスを提供するコンピューターのことである。

Webでは、ブラウザー(Chromeなど)からインターネット上のコンテンツの位置を示すことで、対応するコンテンツ(Webページ)が閲覧できる。
この記法が、URL(Uniform Resource Locator)で、「https://pc-labo.online/」のような文字列となる。

クライアントとサーバーの間では、URLやコンテンツをHTTP(HyperText Transfer Protocol)というプロトコル(約束事)に従ってやり取りする。

HTTPは、ハイパーテキスト(HTMLなど)を転送するための約束事で、クライアントからのリクエストに対してサーバーがレスポンスする。

この時、要求されたページをそのまま何の加工もせず返すのものが、静的なページと呼ばれている。

これに対して、動的なページは、クライアントから送信された値などの条件に応じて、返すページ(データ)を変えることができる。そのために、「コンテンツを生成するための仕組み」を用意する必要がある。

動的なページ」には、先にご紹介した「JavaScript」があるが、これは、クライアントサイド技術と呼ばれる。クライアント側にスクリプト(プログラム)と必要なデータをダウンロードしてクライアント上で実行する仕組みである。

独習JavaScript 新版

一方、PHPは、サーバー上で動作するサーバーサイド技術である。
サーバー側であらかじめ決められた処理を行い、その結果をHTMLとしてクライアントに送信する。

クライアントサイド技術には、原則としてデータ保存(共有)の手段がない。ユーザーが入力したデータをデータベースやファイルシステムに保存しておくことができない。

一方、サーバーサイド技術では、サーバー側に用意されたファイルシステムやデータベースといった保存手段を自由に利用できる。

もっとも、PHPは、「代表的な」サーバーサイド技術ではあるが、他にもサーバーサイド技術はある。
JSP&サーブレット(Java)、ASP.NET(c#)、Ruby on Rails(Ruby)などである。

PHPの特徴としては、

  • 習得が用意である
  • ドキュメントが充実している
  • 利用できる環境がたくさんある

今回は、「PHP」の独学に最適な一冊をご紹介する。

「独習PHP 第4版 山田祥寛(著) 翔泳社 以下本書という」である。

独習PHP 第4版

本書の特徴は以下の通りである。

5年ぶりのメジャーバージョンアップに合わせて大幅改訂!
PHP8の基本構文から、クラス、DB連携、セキュリティ対策まで、しっかり習得。


PHPプログラミングの標準教科書『独習PHP』が、最新のPHP8に対応。

PHPでWebページ/アプリケーションを開発する際に必要な基礎的な知識、
PHPの基本構文から、クラス、データベース連携、セキュリティまで、
詳細かつ丁寧に解説します。

解説→例題→練習問題(理解度チェック)という3つのステップで、
PHPによるWebアプリ開発の基礎・基本テクニックをしっかり習得できます。

実際にサンプルコードを入力し、動作を確かめながら学習することで、
いっそう理解が深まります。
「PHPを一から学びたい・しっかり基礎固めをしたい」
「PHPでWebアプリを作りたい」という方におすすめの1冊です。

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この夏、本書でPHPのプログラミングを始めてみてはいかがだろう。

市販のソフトウェアを動かすだけが、パソコンの使い方ではないことを実感できるだろう。

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