SQLとは
データベース（データの基地）の実体は、データを記録したファイルである。このファイルは、複数のユーザーから利用される。
データベースを管理するためのコンピュータソフトウェアが、データベース管理システム（Database Management System：DBMS）である。
このうち、最も普及しているリレーショナル（関係）データベースに情報を格納および処理するためのプログラミング言語が、SQLで、「Structured Query Language（構造化照会言語）」の略である。
なお、リレーショナルデータベースは、情報を表形式で格納する。
ユーザーは、SQLを使って、SQL文を記述し、それをDBMSに伝えることでデータベースを利用する。
一般的なDBMSには、Oracle Database、Microsoft SQL Server、MySQL、PostgreSQLなどがある。
（参考）SQL とは（AWSのWebサイト）、データベース管理システム（DBMS）とは？種類と選び方（GMO CLOUD アカデミーのWebサイト）
MySQLとは
MySQL は、もっとも普及しているオープンソース SQL データベース管理システムで、オラクル社により開発、流通、およびサポートが行われている。
（参考）1.2.1 MySQL とは（MySQLのWebサイト）
今回は、初心者向けのデータベースとSQLの書籍をご紹介する。
「いちばんやさしい SQL 入門教室 矢沢 久雄（著） ソーテック社 以下本書という」である。
いちばんやさしい SQL 入門教室
本書の特徴は以下の通りである。
データベースとSQLの基本と操作が、この一冊でしっかり学べます。
Amazonの本書の紹介ページ
SQLには「読む」参照系(SELECT)と「書く」更新系(INSERT、UPDATE、DELETE)の命令があります。
「データベースを活用する」ということは、「業務や日常生活にデータを役立てること」です。
したがって、データを検索する「SELECT」
の使い方をマスターすることが最も重要と言えます。
そこで本書では、特に参照系の使い方に重点を置いて解説しています。
もちろん、データの登録、更新、削除を行うINSERT、UPDATE、DELETEは、データベースの内容を最新の状態に正しく保つために使われ、これらも重要です。
本書では更新系のSQLの基本的な使い方も解説します。
マスターするSQLは、「SQLの構文」「サンプル(例文)」「練習問題」の3ステップで解説します。
段階を踏んで学べるので、初心者の学習に最適です。
また、本文中の要所要所に要点を「重要! 」マークでまとめているため、要点が一目でわかります。
さらに、SQLの学習上注意すべきことなどをコラムにまとめています。
データベースをゼロから始めたい初心者や、仕事でつかえるSQLを学びたいエンジニア、
プレゼンや客先提案などに使えるデータを取り出すクエリーを自分で書けるようになりたい営業・マーケターなど、
SQLの学習を始めたい人に最適な一冊です!
本書は、初心者がコンピュータの重要な役割のひとつである、データベースについて学ぶことに適している。
本書で、Windows10パソコンに、MySQLをインストールすることから始めて、データベースからデータを取り出すための参照系クエリを学んでいこう。
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