C++とは
C++はC言語を拡張する形で設計されたプログラミング言語である。
C言語は、1970年代前半にDenis Ritchieらによって開発された。現在ISOによって標準化されており、代表的なものは、C11と呼ばれている。
C++は、Bjarne Stroustrup(ビャーネ・ストロヴストルップ)によって設計されたプログラミング言語である。
C++もISOによって標準化されており、 最新の国際標準規格は「ISO/IEC 14882:2020 Programming Languages — C++」(通称 C++20) である。
(参考)C++国際標準規格
C++は、C言語を拡張する形で設計されており、C言語のプログラムのほとんどはそのままでC++のプログラムとみなされる。
C++とC言語の最大の違いは、C++がオブジェクト指向をサポートしていることである。
オブジェクト指向をサポートするプログラミング言語の多くは、C++を参考に作られているため、C++で身につけたオブジェクト指向の知識は、JavaやC#など他のオブジェクト指向プログラミング言語でも活かせる。
C++は性能に関して、妥協せずに抽象度を上げることを追求する言語である。
今回は、そんな「C++の入門書」をご紹介する。
「
スラスラわかるC++ 第3版
本書の特徴は以下の通りである。
知識ゼロからでもよくわかる、はじめてのC++
本書は、プログラミングの基礎知識とC++の言語構文を学ぶ本です。
C++に必須の構文やクラスをしっかり網羅し、初学者向けにやさしく解説しています。1つのプログラムをテーマに沿ってどんどん改造していくので、自分のやりたいことを
実現していく過程がよくわかります。
ソースコード中の改造箇所は色分けしているので、初学者がプログラミング迷子に
なることもありません。
章末には理解度を確認するテストを掲載。学んだことをその場で確認できます。この第3版ではGNUプロジェクトのコンパイラであるGCCを利用し、Windowsユーザー
だけでなくMacユーザー(注)も学べるように配慮しています。
注:macOSでの学習環境の構築方法は、本書の付属データとしてPDFで提供しています。著者は、IT系を中心に多くの執筆実績がある矢沢久雄さん。
プログラミングの講師を行う際は「わかって楽しい、動いてうれしい」をモットーにしているそうです。【本書の対象読者】
・本書ではじめてプログラミングを行う人
・これまでにC++を学ぼうと思ったことがあるけれど、挫折してしまった人
・一生使えるプログラミングの知識をC++で身につけたいと思っている人Amazonの本書の紹介ページ
本書で、C++のプログラミングを始めてみてはいかがであろうか。
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