アセンブリ! アセンブル! アセンブラ!
初めに、用語の確認をしておこう。
アセンブリとは
アセンブリ言語(assenmbly language)は、組み立て言語のことである。
コンピュータのCPUが直接解釈・実行できる機械語にほぼ1対1で対応する命令を並べることによってプログラムを記述する。
アセンブルとは
assemble 、日本語では、「組み立てる」である。
つまり、アセンブリ言語で書かれたプログラムを機械語に変換することをいう。
アセンブラとは
assembler、日本語では、「組み立てる人」である。
通常、アセンブラとは、アセンブリ言語で書かれたプログラムを機械語に変換する(アセンブルする)ための処理系(ソフトウェア)を意味する。
したがって、アセンブリ言語で書かれたプログラムをアセンブラを使ってアセンブルするとなる。
今回は、アセンブリ言語だけでなくコンピュータアキーテクチャを学べる書籍をご紹介する。
「独習アセンブラ 新版 大崎博之(著)翔泳社 以下本書という」である。
独習アセンブラ 新版
本書の特徴は以下の通りである。
アセンブリ言語だけでなく
Amazonの本書の紹介ページ
コンピュータアキーテクチャを学ぶ
標準教科書
今や、アセンブリ言語は、
最初に学ぶプログラミング言語ではありません。
それでも、C言語をはじめとしたプログラムを書いて、
実行し、デバッグする中で、必ずたどり着くことになるのが、
アセンブリ言語であり、コンピュータアーキテクチャです。
本書は、CPUの仕組みやメモリ、
データ構造について学びながら、
・x86(IA-32)
・x86_64
・ARM
・AVR
・CASL II
といった幅広いアーキテクチャの
アセンブリ言語に触れ、
「コンピュータがどのように
プログラムを実行しているのか」を
深く理解するための一冊です。
本書で、アセンブリ言語のプログラムに触れながらコンピュータの仕組みを学んでみよう。
Windowsでソフトウェアを動かすだけが、パソコンの使い方ではないことを実感できるだろう。
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