C言語のプログラムコードの内容を少し詳しくみてみよう。
プログラムコードの構成
C言語の最も基本的なプログラムコードの例↓
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello,World\n");
}
プログラムが実行されるときは、
int main(void)
が入り口となり、これに続く、{ }の中にある命令文
printf("Hello,World\n");
が実行される。
命令文は、いくつでも入れることができる。
また、命令文は、原則として、プログラムコードの上から下に向かって実行される。
基本的なルールをまとめてみた。↓
- 命令文の末尾にはセミコロン(;)を必ずつける。
- 空白や改行は好きな場所に入れて構わない。
- プログラムコードの中の大文字と小文字は区別される。
コメント文
他の人にプログラムコードをみてもらうときや、後で、プログラムコードを見直すために、プログラムコードの中に「メモ書き」を入れておくことができる。
この「メモ書き」を「コメント文」という。
コメント文には日本語も使える。
プログラムコードの中に「//」を書くと、その後ろにコメント文を1行書くことができる。
1行でなく、複数行のコメント文を書くときは、コメント文を/* と*/で囲む。
コメント文はコンパイラに無視される。
そのため、プログラムの動作には何も影響を与えない。
コメント文を入れたプログラムコードの例↓
#include <stdio.h>
/* 「Hello,World」という文字列を表示するプログラム
作成日 2023年7月11日
作成者 ロッキー
*/
int main(void)
{
//画面に「Hello,World」という文字列を表示する。
printf("Hello,World\n");
}
(参考)C言語 新版 ゼロからはじめるプログラミング 三谷 純 (著) 翔泳社、新・明解C言語 入門編 第2版 柴田 望洋 (著) SBクリエイティブ
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