マルウェア

マルウェア ITの基礎

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新聞報道によれば、貨物の総取扱量が国内最大の名古屋港でサイバー攻撃があったとのことである。
どうやらランサムウェアに感染したとみられる。

貨物の総取扱量が国内最大の名古屋港(愛知県飛島村など)で4日、コンテナの搬出入を管理するシステムがランサムウェア(身代金ウイルス)に感染し、システム障害が発生した。サイバー攻撃とみられる。感染が確認された4日以降、コンテナの搬出入ができなくなっている。

2023年7月5日朝日新聞電子版

そこで、今回は、基本情報技術者試験など情報系の試験でも頻出の「マルウェア」を取り上げる。

技術的な脅威といえば、まず思い浮かぶのが、「コンピュータウイルス」であろう。

ただ、悪さをするプログラムはコンピュータウイルスだけではない。
このようなプログラムを総称して、「マルウェア」と呼ぶ。ここで、主な「マルウェア」の特徴をまとめてみた。

種類特徴
コンピュータウイルスプログラムのファイルに感染する。
ワーム自己伝染型のウイルスで、不正行為を単独で実行できる。OSなどの脆弱性をついて感染する。電子メールやWebなどを介して次々と感染してハードディスクを破壊する。
ボット遠隔操作で起動し、コンピュータを不正に操作する。
スパイウェア通常のプログラムのふりをして情報を盗む。
トロイの木馬通常のプログラムのふりをして情報を破壊する。
キーロガーインストールされているコンピュータへのキー入力をすべて記録し。その内容を外部に送信する。
マクロウイルスオフィスソフトのデータファイルに感染する。
ランサムウェア使用しているPCを強制的にロックしたり、その中のファイルを暗号化したりして元に戻すことと引き換えに身代金を要求する。
バックドアコンピュータに不正侵入した攻撃者が、同じコンピュータへの再度の侵入を容易にするために、密かに組み込んでおく通信用プログラムのこと。
主なマルウェアの特徴

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