プログラミングをはじめよう
前回は、Windows10パソコンにCプログラミングに必要な環境のインストールを行った。
↓
「C言語をWindows10パソコンにインストールしよう」
動作確認をしたパソコンについて↓
いよいよCプログラミングをはじめよう。プログラミングの手順は次のとおりである。
- プログラムの入力(コーディング)
- コンパイル(gcc)
- 実行
はじめてのプログラムを動かすまで
エクスプローラーを操作して、適当な場所にC言語プログラミング用のフォルダを作成しておく。
ここでは、Dドライブの直下に「C-works」フォルダを作成した。
スタートメニューまたはデスクトップのショートカットから、Visual Studio Code(VSCode)を起動しよう。
この際、下図のようにウインドウ左下に「WSL:Ubuntu」と表示されていることを確認しよう。
Cのプログラムのコンパイルには様々なファイルが必要である。それらのファイルはWSL上で動いているUbuntuに格納されている。Windowsではないので、エラーメッセージが出てコンパイルできない。
そのためこの表示は必ず確認してほしい。
この表示が、下図のように無ければ、
その青色の箇所をクリックすると、下図のように、メニューがポップアップしてくる。
ここで、「WSLへの接続」をクリックすると、「リモート接続」が開始され、左下表示が、「WSL:Ubuntu」に変わる。
メニューバーから「ファイル」→「フォルダーを開く」を順に選択する。
入力ボックス内を「BS」キーで削除してから、/mnt/d/C-works/ と入力して、先ほど作っておいたフォルダを指定する。
この際、下図のように「このフォルダー内のファイルの作成者を信頼しますか?」というメッセージがポップアップされたら、このフォルダを作ったのが自分であることを確認して、「はい、作成者を信頼します」を選択する。
フォルダ名の右のアイコン、「新しいファイル」を選択して、
ファイル名を「hello.c」とする。拡張子は必ず「c」とすること。
ここで、右下に、上図のようなポップアップが出てくれば、C言語用おすすめ拡張機能「C/C++ Extension Pack」をインストールしておこう。
それでは、右側の編集画面に以下のコードを入力してみよう。
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello,World\n");
}
メニューバーから「ファイル」→「保存」を選択して、ファイルを保存する。
続いて、メニューバーから「ターミナル」→「新しいターミナル」を選択して、ターミナルを呼び出す。
下図のように「gcc hello.c」とコンパイルする。
エラーの表示が出なければ、「./a.out」と入力して、「 ⏎」キーを押すとプログラムが実行されて、「Hello,World」と表示される。
いかがだろう。あなたのパソコンでも、ぜひ「Hello,World」は表示していただきたい。
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